惣菜工場の汚泥流出改善と汚泥処分費の削減(改善事例23)

▲420万円
年間削減額(汚泥処分費)
頻発→解消
汚泥流出
不要
清掃会社による回収
改善
放流水質
BEFORE 改善前
改善前の排水中の油脂類の状況
AFTER 改善後
改善後の排水中の油脂類の状況

ドレイン浄を流量調整槽に常時添加し、汚泥処分費を年間420万円削減を実現。

RESULT
流入する油脂分をドレイン浄で分散・微細化することで、汚泥の流出を改善し、汚泥処分費を年間420万円削減しました。
汚泥流出が頻発し清掃会社による回収費が発生していた状態から、流出が解消し回収費が不要になりました。放流水質も大きく改善しています。
特別な設備投資は不要で、既存の流量調整槽への添加だけで対策できる点も、この事例の再現性を高めています。

沈殿槽で汚泥が浮上し、放流水に汚泥が流れ出ていた。

河川に排水を放流するこの工場では、汚泥の流出が頻繁に発生していました。流出が起きるたびに清掃会社へ回収を依頼し、その都度コストがかかっていました。

導入前の状況

  • 🌊
    汚泥流出が頻発
    沈殿槽で汚泥が浮上し、放流水とともに河川へ流出することが繰り返し起きていました。
  • 🧹
    清掃会社による回収
    流出が発生するたびに清掃会社へ依頼し、その都度回収費用が発生していました。
  • ⚙️
    油脂処理が不十分なまま運転
    流入する油脂分を十分に処理できない状態で運転を続けていました。
河川放流を行う施設では、油脂分の処理が不十分なまま汚泥浮上が繰り返されるケースがよく見られます。まずは沈殿槽の汚泥浮上の有無と流出の頻度を確認するところから始めてみてください。

流入する油脂分を、処理しきれていなかった。

汚泥が浮上していた原因を調べたところ、流入する油脂分の処理が不十分だったことがわかりました。未分解の油脂分が沈殿槽に蓄積し、汚泥の浮上を引き起こしていたと推測されます。

対策前の状況
汚泥流出 頻発
清掃会社による回収が必要
油脂処理不十分 汚泥浮上 河川放流
対策後の状況
汚泥流出 解消
回収費用が不要に
油脂分散・微細化 汚泥浮上解消
油脂分が十分に分解されないと、汚泥が浮上しやすくなる傾向があります。沈殿槽内の汚泥が浮いてくる場合は、流入油脂の処理状況を確認することが見極めの鍵になります。

流量調整槽へドレイン浄を常時添加。

対策として、流量調整槽へドレイン浄を常時添加しました。流入する油脂分を分散・微細化することで、沈殿槽内のバクテリアによる分解を促進し、汚泥の浮上を抑えました。

導入製品
ドレイン浄
ドレイン浄は、油脂を分散・微細化することで、排水処理槽内のバクテリアによる生物分解を促進する油脂処理剤です。滞留時間が十分な生物処理施設に適しており、本事例では流量調整槽へ常時添加する方法を採用しました。添加量の調整のみで運用できるため、既存設備を大きく変更せずに導入できます。
  • 既存設備への常時添加で導入
  • 油脂を分散・微細化
  • バクテリア分解を促進
  • 大きな設備投資が不要
  • 運転条件の見直しと併用可能
ドレイン浄 製品画像 製品詳細を見る →
いきなり添加量を大きく増やすのではなく、まずは少量から始めて汚泥の状態を観察しながら調整することをお勧めしています。

汚泥流出が解消。汚泥処分費を年間420万円削減。

年間削減額
▲420万円
清掃会社による汚泥回収・処分費の削減
汚泥流出 頻発→解消
改善前
頻発
/清掃会社による回収費が発生
改善後
解消
/回収費用が不要に
放流水質の基準は満たしています。汚泥処分費の削減に加え、回収対応にかかっていた人手や時間も減らせた点が、現場では評価されています。

添加だけでなく、運転条件も一緒に見ておくこと。

ドレイン浄の添加に加え、顕微鏡で微生物の状態を観察し、運転条件の見直しも行いました。添加量だけを増やしても、運転条件が合っていなければ十分な効果が出にくいことがあります。両方を併せて確認することが重要です。

添加量の調整だけで判断すると、運転条件のズレに気づかず効果が出にくい可能性があります。微生物観察と運転条件の確認を併せて行うことが、効果を安定させる鍵になります。

計測データだけで運転条件を決めて、うまくいかなかったケース

流動担体と標準活性汚泥を組み合わせた処理方式の施設では、計測データのみで運転条件を判断すると、思わぬ落とし穴があります。

📊
計測データのみで判断
流動担体と標準活性汚泥を組み合わせた処理方式では、計測データだけで運転条件を決定すると曝気量の過不足が発生する場合があります。
🔬
顕微鏡観察を省略
数値だけを根拠に運転条件を決めて、顕微鏡による微生物観察を省略すると、曝気量のズレに気づかないまま運転を続けてしまうことがあります。
数値データだけで運転条件を決めると、現場の微生物の状態とズレが生じても気づきにくくなります。顕微鏡観察を併用して、実際の状態を事前に確認しておくことが大切です。

汚泥流出の原因は、未分解の油脂かもしれません。

汚泥の流出は、未分解の油脂分が原因となっている場合があります。ドレイン浄を流量調整槽へ常時添加することで、油脂分の分散・微細化を促進し、汚泥の浮上を抑えることができます。本事例では、添加に加えて顕微鏡観察と運転条件の見直しを組み合わせ、汚泥処分費を年間420万円削減しました。

「うちの施設は設備の問題」と感じていても、実は油脂分の処理不足が原因の可能性があります。現状のデータをお持ちであれば、簡単なヒアリングだけでもお気軽にご相談ください。

「うちの施設でも削減できる?」まずはお気軽にご相談ください。

現状の排水量・処理フローをヒアリングしながら、改善の可能性をご提案します。

無料相談・お問い合わせ →

画像は保護されています。