米菓子工場の油脂堆積と油性バルキングの改善


油脂堆積の手作業清掃をなくし、沈殿槽の越流リスクも排除。
担当者が網で油脂をすくう作業が、ずっと続いていた。
米菓子の製造排水には揚げ油由来の油脂が多く含まれます。油水分離槽で回収しきれなかった油脂が流量調整槽に流れ込み、槽の表面を覆う塊として蓄積していました。後段への影響を防ぐために、担当者が定期的に網ですくい取る作業が続いていました。
導入前の状況
- 流調槽の油脂堆積油脂が流量調整槽に蓄積し、槽表面を覆うほどの塊になっていました。
- 手作業による回収清掃担当者が網で油脂をすくい取る清掃作業が定期的に発生していました。
- 沈殿槽での汚泥浮上後段の沈殿槽で汚泥浮上が起き、過去に越流・外部流出が発生していました。
油水分離槽の能力を、ピーク時の流入が超えていた。
この工場では前段に油水分離槽を設置していましたが、製造のピーク時間帯には流入量が処理能力を上回り、油脂が分離しきれないまま後段へ流出していました。流量調整槽はその油脂を受け取り続け、時間をかけて堆積・塊化していったものと考えられます。
流量調整槽へのドレイン浄 連続点滴。
流量調整槽にドレイン浄を連続点滴することで、槽内に堆積した油脂を直接処理しました。設備の改造工事は行わず、点滴装置の設置だけで対応できました。
- 油脂を槽内で分散・微細化
- 連続点滴で安定処理
- 後段の汚泥浮上も抑制
- 設備改造なしで導入可
- 生物分解を継続的に促進
製品詳細を見る → 油脂の堆積が解消し、手作業なし。沈殿槽の越流リスクもなくなった。
点滴量の設定前に、実際の油分濃度を確認すること。
ドレイン浄の効果は点滴量の設定に大きく左右されます。対策前は油脂を手作業で回収していたため、実際に流入していた油分濃度が不明でした。油分濃度を想定したうえで、添加後の反応具合を見ながら点滴量を調整することが重要です。
浮上の原因を誤判断して、逆の対策をとったケース。
沈殿槽の汚泥浮上は、脱窒(窒素除去の過程で発生するガス)によっても起きます。原因を誤ると、効果のない対策や逆効果につながることがあります。
油脂回収の手間と越流リスクを、同時に解消。
流量調整槽へのドレイン浄連続点滴は、油脂堆積の解消と後段の汚泥浮上抑制を同時に実現できます。設備改造は不要で、点滴装置の設置だけで導入でき、清掃の手間とコストも削減できます。定期的な油脂回収清掃が発生している施設では、処理フローを変えずに試せる選択肢です。
同じ悩みは、設備改造なしで解消できるかもしれません。
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