惣菜工場の油脂回収コストの削減

1,500万円
清掃費(改善前)
500万円
清掃費(改善後)
▲550万円
年間純削減額
67%
バキューム清掃費削減率
BEFORE 改善前
改善前の原水槽・調整槽の油脂の状況
AFTER 改善後
改善後の原水槽・調整槽の油脂の状況

堆積した油脂をEXドレインで即時分解し、
年間550万円の純削減を達成。

RESULT
原水槽・調整槽の水面を覆い尽くしていた油脂が解消され、月3回のバキューム清掃コストを年間550万円(純額)削減できました。
清掃費1,500万円→500万円(▲1,000万円)から油脂処理剤費450万円を差し引いた純削減額です。
大規模な設備投資や工事は一切なし。既存の槽の流入部に処理剤を点滴するだけで実現できています。

水面が見えないほど油脂が堆積。月3回の清掃が常態化していた。

原水槽・調整槽に油脂が蓄積しやすい排水性状のため、清掃を怠るとすぐに水面が見えなくなるほど堆積が進みました。月3回のバキューム清掃が常態化し、年間1,500万円の清掃費が固定コストになっていました。

導入前の状況

  • 🛢️
    油脂が水面を覆い尽くす
    原水槽・流量調整槽の水面が確認できないほど油脂が堆積。槽内の状態を目視で把握できない状況が続いていました。
  • 💸
    月3回・年1,500万円の清掃
    バキューム清掃を月3回実施しても堆積が解消しきれず、年間1,500万円のコストが固定費として発生していました。
  • 📊
    設計時のフローをそのまま継続
    油脂が固化しやすい排水性状と、水深が浅いことによる攪拌不足が重なっていました。この構造的な問題は見直されないまま運用が続いていました。
油脂濃度の高い排水を扱う施設では、このような堆積トラブルが定期的に起きやすい傾向があります。特に槽の水深が浅い場合、攪拌が不足しがちで、清掃コストが高止まりしやすい構造になっています。

月3回清掃しても追いつかない。性状と槽構造が重なっていた。

堆積が続いた背景には、油脂が固化しやすい排水性状と、槽の水深が浅く攪拌が不足していたことが重なっていました。この2条件が揃うと、清掃で一時除去しても堆積はすぐに再発します。

バキューム清掃費(年間)
1,500 万円
月3回清掃×12ヶ月の状態
油脂が水面まで堆積 月3回バキューム清掃 槽内攪拌が不十分 正確な油分測定が困難
処理剤導入後の清掃費
500 万円
油脂堆積が解消された状態
流入部に処理剤を定量点滴 油脂を即時分解
槽の水深が浅い環境では、処理剤を投入しても底部まで十分に混合されにくく、表面の油脂層が残りやすい傾向があります。そのため、油脂が最初に流入する場所への添加が効果的です。

流入部への定量点滴で、
油脂を堆積前に分解。

原水槽の流入部に、即効性の高い油脂処理剤「EXドレイン」を定量で点滴する方式を採用しました。油脂が槽内に広がる前に分解できるよう、投入ポイントと添加量を最適化しています。

導入製品
EXドレイン
即効性に特化した油脂処理剤。油脂が流入する直前に定量点滴することで、固化・堆積する前の段階で処理します。適切な攪拌と組み合わせることで、効果がより安定します。
  • 流入直後に油脂を即分解
  • 定量点滴で添加量を精密制御
  • 固化前の段階で乳化
  • 浅い槽でも安定した効果
  • バキューム清掃回数を大幅削減
EXドレイン 製品画像 製品詳細を見る →
添加量は少量から始め、槽内の変化を確認しながら段階的に調整するのが基本です。急激な分解は後段処理への負荷上昇につながることがあります。

清掃費が67%削減。処理剤コストを差し引いても年550万円の純削減。

年間純削減額
▲550万円
清掃費削減1,000万円 ─ 処理剤費用450万円
バキューム清掃費67%削減
改善前
1,500万円
/年(バキューム清掃費)
改善後
500万円
/年(バキューム清掃費)
処理剤費(450万円/年)を加味してもなお550万円の純削減です。放流水質は基準を維持しており、処理フロー全体のパフォーマンスに変化はありません。

添加量の試算精度が、コスト削減の鍵になった。

添加量は排水中の油分濃度をもとに算出しますが、油脂が水面に堆積した状態では正確なサンプリングができません。堆積をある程度除去してから測定し直すことで、精度の高い初期設定が可能になります。初期設定の精度が、その後の薬品コストと効果を左右します。

初期の添加量設定を誤ると、薬品コストが過剰になるか効果が出ないかのどちらかになりやすい傾向があります。導入前の現状把握と試算精度が成功の鍵になります。

同じことをやろうとして、うまくいかなかったケース。

油脂処理剤を導入しても期待した効果が出なかった事例には、いくつかの共通点があります。

⚠️
添加場所・量の設定ミス
投入ポイントが油脂の流入箇所から離れていると、処理剤が接触前に流れてしまいます。添加場所の選定が効果を左右します。
📈
急激な分解による後段への負荷
添加量を過剰にすると、堆積油脂が溶出して後段へ一気に流れ込み、放流水質の悪化を招くことがあります。初期は少量から段階的に増量してください。
「効果が出ないから量を増やす」というアプローチが逆効果になるケースが多くあります。添加量より先に、投入ポイントと現状の油分濃度の把握を行うことが重要です。

バキューム清掃の高コストに悩む施設への、現実的な一手。

設備を変えず、定量点滴だけで年間550万円の純削減を実現しました。清掃費削減と同時に、清掃作業の人的負荷も軽減されています。初期の試算精度と段階的な導入が成功の鍵でした。

「バキューム清掃のコストは削減できない」と思っていても、処理剤の添加方法を変えるだけで大きく改善できる可能性があります。現状の清掃頻度や油分データをお持ちであれば、簡単なヒアリングだけでもお気軽にご相談ください。

清掃コストの明細があれば、削減余地を試算できます。

現状のバキューム清掃の頻度・油脂の発生状況をヒアリングしながら、処理剤導入による改善の可能性をご提案します。

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