食肉工場の薬品、産廃コストの削減

3種類の薬品を油脂処理剤1種類に切り替え、
年間2,400万円の削減を達成。
過剰処理のまま、コストだけが膨らみ続けていた。
加圧浮上による前処理が過剰な運転状態になっており、薬品費・産廃処理費が予算を大幅に超えていました。後段の生物処理に余力があったにもかかわらず、処理条件は見直されないまま高コストが続いていました。
導入前の状況
- 薬品3種を並行使用ポリ鉄・高分子凝集剤・苛性ソーダを同時使用しており、薬品費と産廃処理費が重なっていました。
- 予算を大幅に超過加圧浮上工程のコストが当初計画の予算額を大幅に上回り、収益を圧迫していました。
- 設計時の処理フローを継続後段の生物処理工程に十分な余力があったにもかかわらず、前処理の運転条件が導入当初のまま維持されていました。
後段の生物処理に余力があるのに、前処理を見直していなかった。
後段の生物処理工程には十分な余力がありましたが、前処理は導入当初の設定のまま継続されていました。生物処理の受け入れ能力を正しく評価すれば、薬品を大幅に削減できる状況でした。
3種類の薬品を全停止し、
ドレイン浄1種類に切り替えました。
加圧浮上工程で使用していたポリ鉄・高分子凝集剤・苛性ソーダを全停止し、ドレイン浄1種類に切り替えました。前処理負荷の軽減にともない、後段の脱窒工程で使用するメタノール投入量も削減できました。
- 3種類の薬品を1種類に集約
- 産廃スラッジの発生量を抑制
- 生物処理工程の受け入れ負荷を軽減
- 脱窒工程のメタノール使用量も削減
- 加圧浮上装置はそのまま活用可能
製品詳細を見る → 年間2,400万円削減。処理単価も、24%改善。
薬品を切り替える前に、生物処理の能力を確認すること。
切り替えの前に、後段の生物処理工程が前処理負荷の変化に対応できるかを確認することが重要です。能力を確認しないまま変更すると、過負荷や硝化脱窒不良で放流水質が悪化するリスクがあります。今回は製品選定とこの2点の事前確認が、安定した移行の決め手になりました。
同じことをやろうとして、うまくいかなかったケース。
油脂処理剤への切り替えは有効な手法ですが、条件を確認せずに進めると逆効果になることがあります。現場でよく見られる失敗パターンを2つ紹介します。
処理能力の余力が、大きなコスト削減につながっていました。
前処理の薬品をドレイン浄1種類に切り替えることで、年間2,400万円の削減と処理単価24%の改善を実現しました。設備は変えず、薬品の見直しだけで達成できた改善です。生物処理の余力を正しく評価することが、コスト削減の出発点になります。
「うちの施設でも、薬品コストを削減できる?」まずはお気軽にご相談ください。
現在の処理フローと使用薬品の情報をヒアリングしながら、コスト削減の可能性をご提案します。
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